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N3下駄の設定内容


N3下駄は、430HXと相性が悪いという情報もあり、躊躇していましたが、この度「N3下駄」と「K6-2+/550」を入手し、取り付けてみました。 試行錯誤の結果、下記の設定で安定動作させることができました。
なお、各パーツの個体差により、同一設定で安定動作するという保証はありませんので、あくまで参考としてください。 また、改造については、全て自己責任で行ってください。



コア電圧の変更
N3下駄のコア電圧は、初期状態では2.2Vになっていますが、付属のチップ抵抗(0Ω)を使って、 1.8V〜3.5Vの範囲で変更できるしくみになっています。
K6-2+/550のコア電圧の定格は2.0Vなので、「ゲタ解析改造センター」 のページを参考にさせていただき、変更しました。
変更後にテスターで測定したところ、2.02V になっていました。
電圧測定箇所については、「PC!WORLD」 の「HK6下駄設定情報」のページに詳しく掲載されています。



ディップスイッチの設定
VRM部のSWは、VRM-1,VRM-2、ソケット部の10連ディップSWは、SW-1〜SW-10と表記します。 また、現在の設定は赤字で表示しています。

PC-98/AT

 

SW-5

PC-98

ON

AT

OFF


ベースクロック倍率(66MHz×2倍=133MHz)

 

SW-1

SW-2

SW-6

1.5倍

ON

OFF

OFF

2.0倍

OFF

ON

ON


ADSタイミング

 

SW-4

高速

ON

標準

OFF


CPU内部クロック倍率(133MHz×4倍=533MHz)

 

VRM-1

VRM-2

SW-3

2.5倍

ON

ON

OFF

3.0倍

OFF

ON

OFF

3.5倍

OFF

OFF

OFF

4.0倍

ON

OFF

ON

4.5倍

ON

ON

ON

5.0倍

OFF

ON

ON

5.5倍

OFF

OFF

ON

6.0倍

ON

OFF

OFF


CPUクロック位相調整

 

SW-7

SW-8

SW-9

SW-10

−3

ON

ON

OFF

OFF

−2

ON

OFF

OFF

OFF

−1

OFF

ON

OFF

OFF

OFF

OFF

OFF

OFF

+1

OFF

OFF

OFF

ON

+2

OFF

OFF

ON

OFF

+3

OFF

OFF

ON

ON




マザーボードのジャンパ変更

 

JP15

JP16

Dual Voltage

2-3

2-3

Single Voltage

1-2

1-2


以前のメルコのページに「HK6シリーズをFMV-DESKPOWER S165/S167/SU16Aに装着するとパソコンが起動しないときは」 というQ&Aがありました。
意味がないように思えますが、変更しないとWindowsが正常に起動しませんでした。


©Kitaoka